1,報いを望まで 人に施せ こは主の畏(かしこ)き み旨ならずや 水のえに落ちて 流れし種も いずこの岸にか 生い立つものを 2、浅き心もて 事を測(はか)らず み旨のまにまに ひたすら励め 風に折られしと 見えし若木の 思わぬ木陰に 人もや宿さん