1、麗しの白百合
ささやきぬ昔を
イエス君の墓より
出でましし昔を
麗しの白百合
ささやきぬ昔を
百合の花
百合の花
ささやきぬ昔を
2、春に 会う 花百合
夢路より目覚めて
限りなき命に
咲き出ずる姿よ
麗しの白百合
ささやきぬ昔を
百合の花
百合の花
ささやきぬ昔を
3、冬枯れのさまより
百合白き花野に
いとし子を父 はも
さましたもう今なお
麗しの白百合
ささやきぬ昔を
百合の花
百合の花
ささやきぬ昔を
注:はもについて
古語的用法で、
直前の「(天)父」を
強調しています。
ですから、意訳すれば、
「ああ、天のお父さまは、
御子イエスさまを
甦らせたもうたのだ」と、
詠嘆の意味。
インマヌエル讃美歌歌詞版
では 父母も となっていますが、
誤植と思われます。
昭和6年の讃美歌は
「ちちはも」 とひらがなに
昭和29年版は
「いとし子を御神は
覚ましたもう」
となっています。