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歌 ユミさん

  インマヌエル讃美 277 
妻子をさき立て
(創世記32:25)

1、妻子をさき立(だ)て
暮行く川辺に
ただ一人ありし
この身に挑みて
組み打ち始めし
旅人は誰(だれ)ぞ

2、我(われ)名のらずとも
この身の過(あやま)ち
罪とがことごと
し(知)ろしめす汝(なれ)は
いかなるお方ぞ
名を明かし給え

3、汝はわがために
身代わりとなりし
主にておわさずや
祝したまわずば
この手は離さじ
朝となるとも

4、汝は何故(なにゆえ)に
黙して争う
汝が名を宣(のたま)え
いかなるお方ぞ
この手は緩(ゆる)めじ
知りまつるまでは

5、我が弱れる時
ちからは湧き出でん
我がくずおるる日
み助け現われん
力をつくして
この身は争う

6、我は勝ちうべし
か弱き身なれど
我が祈りを聞き
答えを与えよ
君こそは「愛」という
主にあらずや

7、げにみ名は「愛」と
言う他はあらじ
汝は我が為に
身代わりとなりぬ
闇夜は去り行き
朝は近づく

8、切なる祈りに
答えは来たりぬ
我信仰によりて
み顔を仰ぎぬ
君は愛に富む
恵みの神なり

9、罪ある世人の
友にますイエスよ
夜は去り行けども
偕にましたまえ
そのみ名その性質(さが)
等しく愛なり

10、夜(よ)は明け放たれ
いやしの翼を
伸べて義の太陽
東に現わる
恵みはこの身に
絶ゆることあらじ

11、我 生ける限り
み名をほめ讃(たた)えん
弱きに力を
嘆きに慰め
与うる君をば
呼ばまし「愛」とぞ

12、我が骨 砕かれ
己に勝ち得ぬ
陰府も世も罪も
恐るることなし
小鹿のごとくに
おどり主を讃えん