〈6〉
インマヌエル15
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  Piano 里乃さん
 
  歌 ユミさん
 
  歌 ユミさん 4部

インマヌエル讃美歌070
みくらのまわりを

イザヤ6:1

1、御座(みくら)のまわりを
翔(か)けめぐる
六枚つばさの
セラピムは
面(おもて)をかくまい
足おおい
み神をたたえて
伏し拝む

聖なるかな
聖なるかな
聖なるかな
万軍の主
その栄光は全地に満つ
その栄光は 全地に満つ

2、変わらせたまわぬ
大御神
めぐりて陰なき
み栄えに
夜空の月代(つきしろ)
かおおおい
照る日は恥じらい
色を変ゆ

聖なるかな
聖なるかな
聖なるかな
万軍の主
その栄光は全地に満つ
その栄光は 全地に満つ

3、血をもて救いを
なし遂げし
キリスト・イエスなる
仲保(なかだち)を
通さでいかでか
近づきえん
けがれに染みたる
人の子は

聖なるかな
聖なるかな
聖なるかな
万軍の主
その栄光は全地に満つ
その栄光は 全地に満つ

4、尊き血により
進みゆき
真(まこと)と霊もて
伏し拝み
御座(みくら)のまわりの
み使いと
我らももろとも
讃(ほ)め歌わん

聖なるかな
聖なるかな
聖なるかな
万軍の主
その栄光は全地に満つ
その栄光は 全地に満つ


注:セラピムはインマヌエル讃美歌150
ではセラフィムになっています。
注:2節の意味 (脇田兄解説)
 

変わらせたまわぬ 大御神
めぐりて陰なき み栄えに
夜空の月代 かおおおい
照る日は恥じらい 色を変ゆ
(歌詞版)

(永遠の昔からまったく)お変わりにならない
大御神(私たちの周りを)取り囲んで、
 (その栄光の光の及ばないところはなく、
そのような)陰のない、神さまの栄光に、
夜空の月も、(その光は神さまに比べて
陰だらけなので恥ずかしくて)顔を覆い、
輝いている太陽も(陰をいっぱい
作ってしまうので)
恥らって、色を変える(ようだ)

いろんな解釈があると思いますが、
少々しつこく現代語訳してみました。

月代は月白のようです。
月のことを言うときは、「月白」で、
「月代」は侍の前頭部の剃った部分
「さかやき」の時にも使うようです。
「月白」は「月が出る時に空が明るくなり、
白く見えること」(新明解国語辞典)
とありますので、
いつの間にか「月」のことを雅文調に「月白」と
言うようになったのだと思います。